遊離軟骨(関節ねずみ)の除去手術とは?症状や原因もチェック!
みなさん遊離軟骨 (関節ネズミ) というのをご存知でしょうか?
スポーツをされている方は聞いた事があったり知っている方も多いかもしれません。
今回はこの遊離軟骨 (関節ネズミ) の症状や原因から除去手術についてまでこちらでまとめていきたいと思います (*^。^*)
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~遊離軟骨(関節ねずみ)とは?~
遊離軟骨や関節ねずみと言われても何か想像しにくいですよね~
そこで簡単に説明すると
関節の骨や軟骨がはがれてしまって、内部で動いてしまうというような症状です。
その関節内部で動いているさまがねずみのようなので関節ねずみと呼ばれているようです!
他にも関節内遊離体 (かんせつないゆうりたい) とも呼ばれています。
想像しただけで痛々しいですね。。というか気持ちが悪い感じもします。。
~遊離軟骨(関節ねずみ)の症状は?~
症状はどのようなものがあるのでしょうか?
簡単に見ていきましょう。
まず1つは純粋に関節部分の痛みがあげられます。
次に関節を曲げたり伸ばしたりがしにくくなったり、激しい痛みを伴ったりします。
あと関節に何かがひっかかっているような違和感を感じる事もあるようです。
場合によっては関節が動かなくなる事もあり、それを「ロッキング現象」といいます。
他にも関節に水がたまってしまう場合もあります。
このようにスポーツに限らず普段の生活に支障をきたすような症状があるので辛いですね。。
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~遊離軟骨(関節ねずみ)の原因は?~
このように辛い症状が現れる遊離軟骨(関節ねずみ)の原因は何なのでしょう?
事故
交通事故などによって外部から激しい衝撃を受けた事によるもの
スポーツ
練習などで関節を酷使したりした事によるもの
病気
なんらかの病気が原因となって骨が変形したり破壊されてしまった事によるもの
このように多方面の原因がありますが、共通している事はやはり関節に多大なる負荷がかかっている事ですね。
スポーツに関しては負荷が蓄積していった結果、このような症状がでていると言えるでしょう。
因みにそれらの症状を俗に「テニス肘」や「野球肘」と言ったりもするようです。
~遊離軟骨(関節ねずみ)の除去手術とは?~
このはがれたかけらは大体1~2cmほどとなっていて、自然になくなったりする事はありません。
ですので症状が出てきた場合は手術するしかないと思われます!
その手術の中でもっともメジャーなものが「関節鏡視下手術」です。
この「関節鏡視下手術」は関節の周りに2~3箇所程小さな穴をあけて、関節内を生理食塩水で満たします。その状態で内視鏡を挿入しモニターで確認しながらかけらを除去するという流れです。
この手術は大きく切開するわけでもなく、尚且つモニターで確認しながらするため危険性も少ないようです。ですので比較的早い段階で通常の生活に戻れるものと考えられます。
~まとめ~
関節の骨や軟骨がはがれてしまい関節が動かしにくかったり痛みを伴ったりする!
原因はスポーツや事故、病気などによるもの!
関節鏡視下手術が主流!
スポーツ選手に限らず誰にでも起こりうる可能性がある「遊離軟骨(関節ねずみ)」。比較的手術方法が確立しており、安全性も高いため少し安心感はありますね。
プロスポーツ選手だと少し前線から退く事になるので手術は敬遠される可能性はありますが、筆者個人的にはひどくなる前に手術したほうが良いのではないかと思います♪
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